テンポイノベーション

CSR活動(お店のこども食堂)

CSR活動(お店のこども食堂)

第23号店「親子丼 ヤマカ1」(蒲田)のご紹介

「お店のこども食堂」が22店舗目を数えてから数か月後、東京都大田区に23店舗目が誕生しました。同地区では2023年1月より「みせしょくチケット」の利用が始まったばかり。このプロジェクトを機に手を挙げてくれた「親子丼 ヤマカ1」はどんなお店なのでしょうか?

こじんまりした軒先に黄色いのぼり。肌寒い道中から「親子丼」の文字へ吸い込まれると、そこへ現れたのは愛犬とじゃれ合う店主の大慈彌(おおじみ)さん!聞けば、ひとたび飼い始めた犬がかわいくて仕方なくなり、犬と地域の高齢者が触れ合えるような場所づくりも描いているのだとか。「何でもやってみないとわからないし、(何かできる場を)持っておけば色々できるから」と笑顔で話してくれました。。

そんなポジティブ全開!?の大慈彌さんだからこそ、こども食堂にも挑戦してみようと思ったそう。元はと言えば、日本交通事故鑑識研究所という民間企業の経営者。そこから協同組合のよしみで手に入った大分県の味噌や醤油を前に「消費する立場としても何かしたい!」という思いが湧いたそうです。せっかくなら栄養価が高く価格も安定している卵を使って料理を振る舞おうと”親子丼ヤマカ1“をオープン。さらに「地域の子どもが好んで入れるようになったらいいじゃないですか」と、大田区の「みせしょくチケット」へ名乗りを挙げたんだそうです。

その過程では、区内でこども食堂へ携わる人たちに話を聞く機会もあったそうで・・・。
「はじめに『こども食堂』について話を聞いた時、素直にすごいな、そして羨ましいなと思いました。私のお店はまだ始めたばかりですが、ゆくゆく子どもたちの声も聞けたら嬉しいですし、親御さんの話にも耳を傾けてみたい。今の世の中ってなかなか深入りができないですよね。もちろん距離感も大切ですが、この取り組みを通して地域の子ども達の面倒も見つつ、さりげなくでも親御さんの話相手になれたらいいなと考えているんです」
膝の上では愛犬を抱える大慈彌さん、言葉尻にも暖かさがあふれます。

そしてびっくりしたのが、”親子丼ヤマカ1”の親子丼はお味噌汁付きで300円!テイクアウトの親子丼単品はなんと250円です。「誰もがちょこっと寄れて、お腹が満たせるような場所をつくりたいなと。私にとってここは“稼ぐ”というより“回す”イメージなんです」とのことで、「地域に密着したお店でありたい」と話を締めくくってくれました。

この物件は飲食店の居抜きだった場所で、大慈彌さんはそこから大きな改修を加えることなく入居、お店をオープンされました。大慈彌さんのような地域のテナントさんがこうして息吹を取り戻し、子どもたちの集う場所がまた一つ増え、営業中はいつでも食べられるように準備して待っています。

親子丼 ヤマカ1
開催日:営業中いつでも可
参加費:子供は無料
業 態:親子丼
最寄駅:蒲田駅 徒歩3分
WEB:https://oyakodon.jp/

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