頑張るお母さんたちへつなげる。
2020年1月、代官山にあるフリホーレスの初回みせしょくが開催され、4人の子供たちの参加がありました。渋谷区社会福祉協議会の方も応援に駆けつけてくださいました。
当日のメニューは、お店で提供しているメニューとまったく同じもの。中に入れる具材を自分で選ぶスタイルで、子供たちも相談しあいながら楽しそうに食材を選んでいました。
「これは豚肉で、こっちはちょっと辛いかな。」とエリアマネージャーの安達さんは子供たちに優しく説明しながらブリトーを捲きます。出来上がったブリトーはボリュームたっぷり!実は私も以前食べたことがあって、野菜ももちろんたっぷりなのですが、お米なども入っているので、手に持つとずっしりと感じるほどです。
実は、今回の開催は18:30過ぎまで参加がありませんでした。もう来ないかも、と思った矢先、お母さんと子どもの1組が入店しました。子ども食堂であることを説明すると、さらに3人の子供たちを連れてきてくれたのです。お話をしてみると、子ども食堂のことは知っていたのですが、実際に利用するのは初めてで、とても助かるとお話してくれました。
日本の母子家庭の就業率は世界一と言われており、日本でも大きな社会問題の一つになっています。仕事と育児と家事とを賄うのは決して簡単なことではない環境がある中、目の前の子供たちに直接手を差し伸べることができるこういう活動が、間接的に頑張るお母さんたちにもつながってくれれば、そう考えています。