テンポイノベーション

お店のこども食堂|お知らせ
2020.02.03
開催レポート
Cave(赤坂)

たまの息抜きになれる場所として。

1月16日、赤坂にあるCave(ケーヴ)の初回みせしょくが開催され、17:00~19:00の開催で9人の参加者さんが来てくれました。


店主の森田さん(左)と参加者様。気兼ねなくお洒落な雰囲気も堪能!

当日のメニューは、丁寧に茹でたもちもちパスタが絶品の森田さん手作りのナポリタン。サラダのドレッシングも玉ねぎなどをすりおろしてお店で作っています。子供たちがお母さんに「美味しいね!」と満面の笑みを向けているのが印象的でした。

「どう?美味しい?味大丈夫かなあ?」と子供たちに優しく話しかける森田さんは、小さい子も来るからと、ぐずってしまった時にあやす道具もたくさん用意していて、お母さま方も興味深そうに見ていました。保育士の資格も持っているので、未就学の小さいお子さんを連れても安心ですね。

ところで、「赤坂」という立地で、支援を必要とする子供たちがいるのかと思われる方もいらっしゃると思いますが、実はそれとは少し異なるニーズが存在しています。
それは、土地柄、子供を連れてゆっくり食事が出来るお店が少ないなど、子育てをする環境という意味で郊外に比べて十分とは言えない状況にあって、孤独に育児をせざるを得ないお母さんも含めて「子育て支援」をするという必要性があるのです。
事実、お店近くの児童館で開催されている子ども食堂も盛況が続いています。
我々としても、この「こども食堂」は、いわゆる貧困対策という機能だけでなく、必要として来ている方は受け入れるという柔軟で広い「受け皿」としての機能を持つことが重要ではないかと思っています。


左:森田さんが保育を学んだ大学の先生方も応援に!
右:当日のメニュー。森田さん手作りのナポリタン!

今後、どのような地域であっても様々な環境の子ども達や親御さんがいるはずで、お店でやるこども食堂という強みを活かしながら、このような多様性を事細かに拾い上げていきます。

また、各地域で横の繋がりを作ったり情報共有したりする場としてネットワークが組まれていますが、この2月に港区であらたに「港区子ども食堂ネットワーク」が発足します。ケーブこども食堂も発足から参加する予定で、当社も発足式に出席予定ですので、その様子は後日お知らせさせていただきます。

次回は2月20日に開催の予定です。

Cave(ケーヴ)の開催情報はこちら