テンポイノベーション

お店のこども食堂|お知らせ
2022.04.22
「みせしょくチケット」プロジェクト 最終回

今回は過去2回に渡り掲載した「みせしょくチケット」の取り組みの実施結果をご紹介します。

2022年2月27日(日)豊島区とNPO法人の豊島子どもWAKUWAKUネットワークが合同で行う「ライス!ナイス!プロジェクト」において、617世帯の方へボランティアの方の協力も得て「みせしょくチケット」を配布しました。



当日は、当社の「お店のこども食堂」のメンバーも、豊島区役所でチケットを使い方の説明をしながら渡してきましたが、その際には来場されたお母さんから、「外食をする機会が非常に少ないのでとてもありがたい」という声も何度も頂きました。当日は他にも、豊島区からはお米、無印良品さんやロフトさんからはレトルトカレーや雑貨など、ロータリークラブさんからは商店街で使用できる商品券など善意で集まったものが配られ、皆さんベビーカーやキャリーに載せながらたくさん抱えて帰っていかれました。

また、印象的だったのが、WAKUWAKU代表の栗林さんが、「配布が今日だと忘れている人がいるはず」と事前登録をしたもののまだ来場していない方々に対して、終了30分前から、猛烈に電話しつづけていたことです。困っている人に本当に届けたいという想いが垣間見れた瞬間でした。



そして、みせしょくチケットの実績ですが、実施期間中は、まん防延長の影響もあったものの、最終的には222世帯もの方が利用してくださり、食事の提供数は約2ヵ月間で435食にも上りました。

また、バラエティ豊かな19店舗のなかでも特に人気があったのが、焼肉屋とからあげのテイクアウトのお店です。やはり、「焼肉の持つ魅力」とコロナ禍ならではの「密を避けたい」という思いが特徴的に出た結果かもしれません。

<みせしょくチケット実施結果>

お声がけした豊島区の店舗数 112店舗
参加店舗数 19店舗
チケット配布場所 豊島区内21箇所の区民ひろば(22.2.19~20)
豊島区役所(22.2.27)
チケット有効期間 22.2.19~4.10
配布世帯数 617枚
世帯回収率 36%
来店者数 435人

チケット期間終了後にご参加いただいたお店へ直接出向いて、実施してみてどうだったか感想も伺いましたが、次回があるとしたらまた是非声をかけて欲しいという声がほとんどで、お店の方も店舗営業しながらでも大きな負担もなく参加でき、社会貢献をしているという実感が持てたのではないかと思えました。ご協力いただいたお店の方々本当にありがとうございました。

お店さんからのお声(一部抜粋)

・不特定多数ではなく、困りごとのある方へ提供できたことは意味があると思います。

・来店された親子が嬉しそうに食べている姿が見ることができて本当に良かった。

・お食事後に「またちゃんと来ます」という声がけもあって嬉しい。

・地域の役に立つというのは大事なこと。役に立ててよかったです。





実際にチケットを利用した方からは、なかなか飲食店に行くことができないので子供と一緒に食べる経験ができて良かったという声や、近所に美味しくて店員さんの対応も良いお店を知ることができたので、次回はまた来てみたいという声も聞くことができました。

利用者さんからのお声(一部抜粋)

・「バターコーヒーさんでサラダとクッキーをいただきました。とても美味しくて、久しぶりにお店の味をいただけました。お店の方もとても親切でした。すべて身体によい食材だったため、安心して小さい娘とも一緒に楽しめました。また機会があれば、お店に足を運んでみたいと思います。本当に有難うございました。」

・「息子と2人で久しぶりに外食することができました。焼肉なんてめったに食べられないので良い機会を頂き感謝です。息子もあっという間に平らげてしまうほど味もとても美味しかったです。本当にありがとうございました。」

・「ラーメンセットでチャーハンを息子と食べました。とても美味しく頂きました。直ぐ近所のお店だったのですが、なかなか行く機会がありませんでした。息子はチャーハンが気に入ったみたいです。良い機会を頂き本当にありがとうございました。また行きたいと思います。」



最後に

元々「お店のこども食堂」は、飲食店さんと協力して社会貢献活動をする取り組みではありましたが、今回の「みせしょくチケット」は、更にそこから、行政やNPOともパートナーシップで築くことで、より有意義な活動にすることが出来ました。
行政と協業することで「本当に必要な人に届ける」ことができ、NPOと力を合わせることで「パワーがいる大きな活動」を行うことができる。今回の活動を数式でイメージするとこうなります(下記図)。各自が持つ力は限られていても、これを掛け算式に組み合わせれば大きなエネルギーとなるということだと思います。



まさにSDGsの17番目「パートナーシップで目標を達成しよう」を体現するこの活動、街の飲食店が子ども達の居場所になることを目指して、今後も推し進めていきたいと思います!

SDGs目標17
持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

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